キス職人の名を持つソ・イングクが主演でリメイクされた「空から降る一億の星」!日本での有名なドラマが韓国でリメイクということもあり、韓国でも話題になりました。今回は、韓国ドラマ「空から降る一億の星」のあらすじやキャスト、さらにOSTや日本での放送についてご紹介します。
「空から降る一億の星」の基本情報

韓国のケーブルテレビ局tvNにて、2018年10月3日~2018年11月22日まで放送された「空から降る一億の星」。
・原題 「하늘에서 내리는 일억개의 별」
(ハヌレソ ネリヌン イロッケエ ビョル)
・演出 ユ・ジェウォン 「明日、キミと」(2017年)
「空から降る一億の星」のあらすじ(全16話)

広告会社でデザイナーとして働くユ・ジンガン(チョン・ソミン)は、年の離れた兄ユ・ジングク(パク・ソンウン)と2人で暮らしています。ある日、友達のスンア(ソ・ウンス)の陶芸展に招待されたジンガンは、ビールを配達してきたムヨン(ソ・イングク)と出会います。ジンガンにとってムヨンの第一印象はいいものではありませんでした。
一方、婚約者のいるスンアは一方的で予想外の行動をするムヨンに好意を持ち、付き合い始めるのでした。しかし、ムヨンは恋愛をただのゲームとしか思っていません。そんなムヨンに対して怒りが嫌悪感を抱くジンガン。ますますムヨンを嫌いになります。
その頃、ジングクは女子大生殺人事件の調査を担当する中で、数々の証拠から瞬間記憶能力を持つムヨンがその事件に関与しているのではないか、とムヨンに疑いの目を向けます。そして妹ジンガンに近づくムヨンに対し、不安を覚えていくのでした…。
「空から降る一億の星」のキャスト
キム・ムヨン役(ソ・イングク)

クラフトビール・ブルワリーの「アーツ」で第一助手として働いているムヨン。鋭く冷たいまなざしが印象的です。他人へ一切関心がなく、他人が自分をどう思うのかも全く関心がないので、人を好きになったこともありません。しかし、自分を全く相手にしないジンガンに次第に興味を持つようになります。5歳以前の記憶がないムヨン、年齢は30歳ですが、実際の年齢は誰も知りません。
この危険な男という難しい役にも関わらず、完璧な演技で演じ切ったのは、日本でも大人気のソ・イングクです。最も美しいキスをすると有名で、キス職人と呼ばれるほど!本作でもキスシーンが出てきますので、お見逃しなく!
<ソ・イングクのプロフィール>
・【ハングル表記】서인국
・【生年月日】1987年 10月 23日
・【身長】180㎝
・【所属事務所】BSカンパニー
・【デビュー作】2009年 アルバム『歌う』
・【主な出演作】
・2012年「応答せよ1997」
・2014年「王の顔」
・2016年「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」
・2016年「ショッピング王ルイ」
ユ・ジンガン役(チョン・ソミン)

広告会社のデザイナーとして働いているジンガン。幼い頃に両親を亡くしています。20歳も上の兄ジングクがジンガンを育ててきました。ジンガンはとても真面目で明るく、ムヨンとは対照的な性格。そんな明るく穏やかでムヨンを温かく包み込んでいくジンガンをチョン・ソミンが演じています。
<チョン・ソミンのプロフィール>
・【ハングル表記】정소민
・【生年月日】1989年 3月 16日
・【身長】163㎝
・【所属事務所】ジェリーフィッシュエンターテインメント
・【デビュー作】2010年「赤と黒」(原題:悪い男)
・【主な出演作】
・2010年「赤と黒」
・2010年「イタズラなKiss」
・2012年「私たち結婚できるかな?」
・2017年「この恋は初めてだから」
ユ・ジングク役(パク・ソンウン)

ウォニョン警察署のベテラン刑事。両親が早くに亡くなったため、20歳も離れた妹のジンガンを1人で育て上げ、妹のためならなんでもするくらい妹を愛しているジングク。ユニークで、みんなを和ませるのが得意なジングクですが、なにやら暗い過去を隠している様子。そんなジングクをパク・ソンウンが演じています。
<パク・ソンウンのプロフィール>
・【ハングル表記】박성웅
・【生年月日】1973年1月9日
・【身長】187㎝
・【所属事務所】C-JESエンターテイメント
・【デビュー作】1997年「ナンバー3」
・【主な出演作】
2007年「太王四神記」
2010年「製パン王キム・タック」
2015年「リメンバー~記憶の彼方へ~」
2017年「スウィンダラーズ」映画
最近では、アカデミー賞受賞作の「パラサイト」やヒョンビン主演で大人気の「愛の不時着」にもカメオ出演し、話題になっています!
韓国版と原作の違いは?
日本版は、数々の大人気ドラマの脚本を担当してきた北川悦吏子によるもので、主演は木村拓哉が務め、平均視聴率が22%を超え、衝撃のラストが日本でも話題となりました。
原作では木村拓哉はコック見習いだったのに対し、韓国版でイ・ソングク演じるムヨンはブルワリーの第一助手だったり、原作のヒロインの深津絵里は編集者なのに対し、韓国版ではデザイナーだったり、細かな違いはありますが、出てくる登場人物やその背景はそんなに変わりはありません。
しかし、原作は全11話ですが、韓国版は全16話あるので、より登場人物の物語が深く描かれています。また韓国版のラストも原作とは違った衝撃的なラストなので、原作を見ていたかも、別のドラマとして楽めるでしょう!
「星から降る一億の星」の気になる視聴率は?
原作が平均視聴率22%を超える大人気ドラマだったので、かなり期待されいたんですが、第1話の3.99%が最高視聴率で、それ以降はこの記録を超えることはできませんでした。平均視聴率は2.87%でした。
結果的にあまり高視聴率とは言えなかったんですが、視聴者からのドラマへの満足度はとても高く、素晴らしいドラマだったことは間違いないですね!同時間帯のドラマに比べると、ドラマの内容が少し暗く、重かったのが、高視聴率につながらなかったのかもしれません。
「空から降る一億の星」を見るには?
動画配信サイトの情報はこちら!
現在、Amazonプライムビデオ・U-NEXT・FODなどの動画配信サイトで「空から降る一億の星」が配信されています。一方、多くの韓国ドラマを配信しているNetflixでは、配信されていません。
ぜひ、まだ見ていない方は動画配信サイトで見るのがおすすめですよ!
DVD・Blu-ray情報はこちら!
<DVDBOX1、Blu-rayBOX1>
・2019年8月21日に発売
・本編は1話~8話まで収録
・特典:アウターケース付き、ブックレット(16P)、ビジュアルカード(3枚)
<DVDBOX2、Blu-rayBOX2>
・2019年9月18日に発売
・本編は9話~16話まで収録
・アウターケース付き
・ブックレット(8P)
・特典映像付き
特別映像には、メイキングや特別インタビューなどファンとしてはぜひ見てみたい!と思う魅力的なものがたくさん収録されています。DVDBOX2とBlu-rayBOX2では、収録されている特典映像が異なるので、ご注意くださいね!
<DVDBOX2の特典映像>
・台本読み(ソ・イングク/チョン・ソミン/パク・ソンウン/ソ・ウンス)
・インタビュー(ソ・イングク/チョン・ソミン/パク・ソンウン)
・メイキング A
・韓国版予告編集
<Blu-rayBOX2の特典映像>
・ポスター撮影
・メイキング B
・日本版予告編①、②、VIKI限定インタビュー①、②
・ソ・イングク特別インタビュー
「空から降る一億の星」のOSTは?
韓国ドラマの良さはやっぱりドラマを盛り上げるOSTの良さでしょう!「空から降る一億の星」のOSTも本当にいい名曲ばかりです。
特におすすめなのが、主演のソ・イングクとチョン・ソミンが歌う「星、私たち」です。2人の声がドラマの切ないシーンにぴったりなんです。
残念ながら、現在amazonや楽天で「空から降る一億の星」のOSTの販売がありません。ぜひ、youtubeで探して聞いてみてくださいね!
ソ・イングクの危ない男役にハマる人続出!

「空から降る一億の星」の紹介はいかがでしたでしょうか。
見終わった感想は、原作へのリスペクトが感じられるドラマでした!出演者たちもみんな実力派で、ドラマの世界に引き込まれてしまいます。
ソ・イングク演じるミステリアスで危ない男が、ジンガンと出会い、変わっていく様子に注目してみてくださいね!そして最後は涙腺崩壊の連続です。ぜひ、2人の切ないラブストーリーをお楽しみに!